2011/10/25

【パール幼稚園ファンが生まれる幼稚園】役割・・・。



この場所において・・・・・

あなたの役割を詳しく説明してください。

と質問を問いかけたとします。

あなたはご家庭で職場で即答できますか?

理解をしていることが重要なことだと思うのです。

この役割を理解をしていないと・・・

職場では役にたつことができません。

成長もできないのです。

要するに活躍ができなくなるということなのです。

船井総合研究所の幼稚園サポートチームの

チームリーダーで石田敦志という方がいます。

幼稚園という仕事を通じ出逢えた親友のひとりです。

彼は三つ子のを持つ父親です。

かわいい三つ子を育てる中・・・・・。

子育てに奮闘しているとき。

幼稚園の先生の一言で家族みんなが助かった。

その感謝の想いを志とし、

全国、多くの私立幼稚園のコンサルティングで活躍しています。

そんな彼が幼稚園の先生方にむけてメルマガを発行しています。

タイトルは『ファンが集まる幼稚園通信』というものです。

パール幼稚園の先生方も数人登録しているようですが。

このパール幼稚園園長野村良司のBLOG

【ファンが生まれる幼稚園】も多くの学生の方々、

私立幼稚園教諭にもご覧いただいているようなので・・・

先日の船井総合研究所幼稚園サポートチーム、

チームリーダーの石田敦志氏のメルマガ・・・

『ファンが集まる幼稚園』を添付させていただきます。

是非、心してお読みいただければ幸いに思います。

以下添付

もう10月も終わり、もうすぐ一年が終わりますね。

園では進退伺いがなされ、採用活動も含め
来年の組織構想を固めつつあるところではないでしょうか。
ところで、みなさんの園で辞める人の中に、
こんな人はいませんか?

やりきったので辞めますという人、
同期が辞めたので辞めたっぽい人、
人間関係がうまくいかず辞める人、
園長先生・主任とうまくいかないから辞める人
担任を任せてくれないから辞めるという人

その辞める人が、すごく仕事ができる人で、園の要だったり、
教諭として素晴らしい人財だった時に、どう感じますか?
残念ですか?引き止めますか?

いろんな事情で辞めると思いますが、
私は9月のある出来事で学んだことがあります。
そして過去を振り返って見ると
これが非常に大事なことであることがわかりました。

9月の出来事というのは、
ある園の見学会での出来事でした。
その園の先生が、突然倒れてしまったのです。
(救急車で病院に運ばれましたが、大丈夫でした。)

倒れたのはある病気のせいとのことでしたが、
聞くと幼稚園の先生と言う仕事を続けるのが
非常に困難な病気とのことでした。

この先生、担架で救急車に運ばれる時に泣いていたのです。
その涙は辛く悔しい涙に私は見えました。

「幼稚園の先生の仕事がしたい・・・」

そんな辛い思いを背負った悔し涙に見えたのです。
その先生の姿が今でも脳裏をかすめます。
幼稚園の先生の仕事をしたいという彼女の思いと
園長先生が先生達にかける想いを思い出すのです。

きっと彼女はこの仕事がしたいというか、
自分の役割であると感じているのだろうなあ・・・と。
子ども達と過ごし、教育を通して、
子ども達の未来を創るという役割です。

自分ではどうしようもない理由で
自分の役割が果たせないというのは
本当に辛いことだと思います
涙が出て当然。

そして、辞めた後も含め、
先生達の人生を幸せにしてあげたいと思うほど
先生たちのファンである
園長先生は・・・・・
どんな気持ちなのだろうと・・・・

私はこんなことを思いました。
この園長先生の思いに共感し、
自分の役割を理解し、
これほどの想いを持って先生をする彼女と
幼稚園を創れる園長先生は幸せだなと。
(不謹慎だと思いながらも、やはりそう思うのです。)

そして、学んだと言うか、意志確認できました。
自分のチームづくりを行う時、
幼稚園の組織づくりを支援する時に、
絶対的なルールとして掲げることを。

それは・・・
「相手の未来を創ることを役割とできない人とは働かないこと。」
(相手というのは私ならお客様である幼稚園、園なら子ども)
言い換えれば、
私「幼稚園の未来を創ることを役割とできない人とは働かないこと」
園「子ども達の未来を創ることを役割とできない人とは働かないこと」
役割とできる人がたくさん働いている組織を創ることです。
(入ったばかりの人であれば、役割だと理解できるように育てること)

私は問わなくてはいけないと思うのです。

やりきったので辞めますという人、
同期が辞めたので辞めたっぽい人、
人間関係がうまくいかず辞める人、
園長先生・主任とうまくいかないから辞める人
担任を任せてくれないから辞めるという人

上記のような理由で辞めるといった先生に、
「君を慕い、先生にしてくれた子ども達のことは考えたのか」と。
「君を採用し、幼稚園教諭としての舞台を与えてくれた、
育ててくれた園長先生のことは考えたのか」と。
考えましたというなら、辞めてもらった方がいいですよ。
きっと幼稚園で子どものために働くことに、その人の役割はないからです。

技術力が高くても、仕事ができても、人間的に素晴らしい方でも、
役割がないなら去ってもらった方がいいですよ。

本当に強い組織というのは、
強いと言う言葉が似合わないし、一体化・統制でもないし、
ましてや評価・給与制度といったシステムが
実現するものでもありません。

相手の未来、幼稚園なら子ども達の未来を創りたいという
想い(夢)と思い(志)を持って、
この仕事は自分の人生の目的であり役割であると
感じながら仕事をしている人がたくさんいる組織が結果として強いのです。

これは、どんな仕事でも一緒。
そこに役割・目的がないなら、立ち去らせてあげることです。

それが園にとっても、園長先生にとっても、
残る人にとっても・・・・そして立ち去る人にとっても
幸せなことだからです。

子ども達未来を創るという目的に役割を感じた
園づくりを徹底していきましょう。



というメルマガです。

幼稚園という職業に関わらず、

どの職業でも役割をもって取り組むことが大切ですね。

人はきらめてしまうと今までのことが無駄になるのです。

人は継続すると知識として自分を輝かせるのですよ。

役割・・・・・深く考えて掴んで欲しいもの。