2017/01/25

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】喋らせよう



この親の思考にして、

この子の性格なんだなぁ・・・

なるほどと、スッキリと納得できる出来事に出逢います。

そんな、親子の関わりも拝見していて気づくことが多くあります。

自分の思い通りにならなかったり、

気に入らないことがあると、

物や人にに激しく当たったり、

大声を出したりする、いわゆる癇癪を起こすという行為は、

自制心の無さが生み出していますね。

子どもって、

そもそも自制心が無いものですし、

男の子が荒っぽかったり激しかったりするのは、

ある程度当たり前のことと言えますが、

言葉を理解し話せるようになる頃からは、

自制心を身に付ける“訓練”をしていくこともできます。

自制心を育む上でカギとなるのが、

言葉の存在だと考えています。

人は、考えていることを言葉で発することによって、

自分の欲求を一時的に発散させることができます。

心配事やモヤモヤなどを誰かに打ち明けたら、

心がスッキリしますよね。

子どもたちにとっても同じこと。

子どもが言葉を発せれるようになったら、

どんどんしゃべらせてあげたらいいのに・・・

「こうだから、こうでしょ?」

「痛くないの?」

「嫌だったよね?」

「あなたは悪くないわ・・・」

これらは、親の考えを誘導する問いかけの代表ともいえることで、

もちろん、子どもは、この誘導にはまんまと乗ってきます。

言葉を発せれるようになっているのだから、

子どもが考えていることを、

どんどんしゃべらせて、

自分の感情を言葉にして出させる練習をしたほがいいと考えます。